急性糸球体腎炎(きゅうせいしきゅうたいじんえん)は、その多くが扁桃炎や咽頭炎といった感染症が誘因となって生じます。
いずれも小児のかかりやすい感染症ですから、これらの感染症にかからないようにすることが、急性糸球体腎炎(きゅうせいしきゅうたいじんえん)を防ぐ有効な手立てとなります。
扁桃炎、咽頭炎のほかにも、インフルエンザや中耳炎にも注意する必要があります。
日常的な対策としては次のことがあります:
1.手洗いをする
2.うがいをする
3.身体を生活にする
4.身体を冷やさない
5.睡眠を充分にとる
6.バランスの良い栄養がとれる食事をする
7.規則正しい生活をする
8.ストレスを避ける
その他、これは子どもには当てはまりませんが、過労もさまざまな感染症を、ひいては急性糸球体腎炎(きゅうせいしきゅうたいじんえん)を招く要因となりますので、注意が必要です。
これらの感染症にかかったら、それから10日前後の潜伏期を置いて、急性糸球体腎炎(きゅうせいしきゅうたいじんえん)は発症しますので、この間に特にお子さんの様子を注意してみていてあげることが大切です。
むくみ(浮腫)、血尿、高血圧が3大症状といわれます。
もし異常がみられたら、ただちに医師の診察を受けましょう。
手当てが早いほど完治の可能性が高くなります。
発症してしまったら、あとは安静にし、塩分を控えるなどの食事療法をきちんと守ります。
薬物療法も行われます。
慢性化しないよう定期的に受診することをお勧めします。